美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

病気で気弱になっているせいか?

今、読んでいるのは以下の本。もちろんこんな浩瀚な本を最初から全部読んでいられないので、とりあえず序章と訳者の解説と「公共教会public church」という章だけ流し読み。時間ができれば、全部読みたいけどさ。

善い社会―道徳的エコロジーの制度論

善い社会―道徳的エコロジーの制度論

もう7年ほど前に買って、そのままずーっと積ん読状態だったけど、ベラーの市民宗教論を振り返る「お勉強」を自分に課しているので、結局これにも手を出さざるを得なくなった。いま、風邪が長引いて気弱になっているせいか、ベラーが『心の習慣―アメリカ個人主義のゆくえ』とこの本で主張しているような「共同体主義コミュニタリアニズム」が、心に沁みる(笑)。もちろん、例えば「日本会議」みたいな「日本版モラル・マジョリティ」なんかに共感は一切無いけど。