美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

「サブカル少年」だった過去

先ほど、僕が尊敬しているミュージシャン、Darie(濱田理恵)さんの日記を読んでいたら、今度の5月にライブをやるのだそうなのだが、共演者の名前を見てびっくりした。Poison Girl FriendのNorikoだって!まだ活動していたんだ。息が長いなあ。実は、一枚だけ持っているんだよね。

MELTING MOMENT

MELTING MOMENT

というわけで、恐らく10年ぶりくらいに聞き返しているのだが(売り飛ばしてなかったんだ。どこか琴線に触れるところがあったんだね)、結構憶えていることに自分でも驚愕。
90年代初頭、つまり僕の大学時代だが、ちょっと変わった女性ヴォーカルのCDばかり買っていたような気がする。ちょっと変わった、っていうのは、要するに明るく前向きなガールズポップじゃなくて(あの時代なら、谷村有美とかLindbergとかじゃないって感じのニュアンスです。当時の鈴木祥子さんも「根の暗さ」に惹かれたところがあったし)、ちょっとおフランスの気怠さが入っているのとか(Poison Girl Friendがその代表)、ニューウェーブ少女が顔と声が良いのでそのままデビューしちゃった、という感じのを探していた気がする(バンドブームのあおりで結構そういうのがいたと思う)。典型的に頭でっかちのサブカル少年っぽくて恥ずかしい。当時僕が偏愛していたのは錦城薫というシンガー・ソングライター(殆どの方は知らないだろう)。彼女、アルバム2枚(『アヴェーナ』『ES』)で消えたけど。
ついでにシャルロット・ゲンズブールのCDも奥から一緒に出てきちゃった・・・。これも聞くか。
魅少女・シャルロット

魅少女・シャルロット

  • アーティスト: シャルロット・ゲーンスブール,セルジュ・ゲーンスブール
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1991/08/25
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
セルジュの親父が自分の娘相手に好き放題やってます。