美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

卒論相談

今日は、ゼミ生のF原さんが、卒論の相談にやってくる。
まだ彼女も、何をしたらいいか迷っている最中。僕としても、あれやれこれやれと具体的に命令できないので、しばらく彼女の「悩み」に付き合うことになる。
彼女は「着物」に興味があるそうな。自分も時々着るそうだが、着物をテーマにするとしたら、どんなのがあるだろうかと考えて、「晴れ着としての着物(着物の持つ意味の変遷)」だとか「どうして女ばかりが「着物」を着るのか(ジェンダー的な視座から)」とか、「若い女性がカジュアルに着るようになったのはいつからか(これが一番社会学的な問題設定かな?)。若い子向けの着物雑誌や着物リサイクル店はいつくらいから出現したか」など、思いつくままだらだら喋る。