今でも通じそう・・・
昨日からの続きで、国家神道をめぐる本を読んでいる。
個人の創造性の涵養・個性の開発などを事とする教育は、動(やや)もすれば個人に偏し個人の恣意に流れ、延(ひ)いては自由放任の教育に陥り、我が国教育の本質に適(かな)はざるものとなり易い。(文部省編『国体の本義』1937年)
上記の台詞なんか、現在の教育再生なんちゃらが言ってもおかしくなさそうで、怖いぜ。戦時中のテンプレ文章がリアリティを持つ時代が、現在なのだ。で、この文章を引用していた本はこれ。
- 作者: 村上重良
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 単行本
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というわけで、やっぱり僕はお師匠さんと意見を同じくするなあ、と再確認。