美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

終末論を

依頼原稿(短いコラムだけど)で、近代日本の終末論を世相(戦争とか)との絡みで書いてみてくれ、といわれているので、本棚にあるものをざっと読み返したりしている。

近代日本の日蓮主義運動

近代日本の日蓮主義運動

大谷さんのこれは、外せないよね。国柱会から石原莞爾への流れとか。
ほんみち不敬事件―天皇制と対決した民衆宗教 (1974年)

ほんみち不敬事件―天皇制と対決した民衆宗教 (1974年)

これは古本屋で手に入れた。「天皇は徳がないから」とかストレートに言って逮捕されるハードな事件を起こした教団。
大本七十年史〈上巻〉 (1964年)

大本七十年史〈上巻〉 (1964年)

大本七十年史〈下巻〉 (1967年)

大本七十年史〈下巻〉 (1967年)

これは大学図書館から借りてきた(既に何度も借りているけど)。大本の「立替え立直し」のおさらいと、王仁三郎の発言とかを拾うため。これは大本本部が出した教団史だが、若き村上重良先生や安丸良夫先生が関わっている。なお、発行部数が「5670部」(大本の用語で「五六七」をミロクと呼ぶことから。五六億七千万年後に下生する弥勒菩薩神話から)。