師匠の講演会
この学長による説明会が終わると、僕はすぐに自転車に飛び乗り、近所の大谷大学へ向かった。というのも、僕の指導教官だった島薗進先生の講演があったからだ。飛び込んだときが、ちょうど先生のお話が始まるときで、ラッキー。
講演の主題は「近代の宗教観と現代宗教学の課題」というもの。明治以降の「宗教」概念と「宗教学」の歩みを振り返りつつ、今現在の我々、特に宗教学者が果たす役割の模索はいかにすべきか、というのが主旨だったと思うが、話が大きく、非常に幅広い内容だったので、まとめるのは困難。僕としては「タラル・アサドをちゃんと読まないとな」というところに行き着く(笑)。
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