美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

休日の過ごし方

今日は人を待っていたのだが、予定が狂って彼女が来られなくなり、何となく手持ちぶさたな日となってしまった。引きこもるのも口惜しいので(笑)、とりあえず京都駅へ行く。そして本屋に行って、休日終了。結局、僕の休日の過ごし方って、こんなもんだな。

死と生をめぐる思索―石となった死

死と生をめぐる思索―石となった死

自然人類学者による本の復刻版。帯の「愛息の死をも思索の対象とした」というところに惹かれて。

韓国夢幻―文化人類学者が見た七〇年代の情景

韓国夢幻―文化人類学者が見た七〇年代の情景

お世話になっている伊藤先生の本。先生が70年代に行ったフィールドワークの写真集という趣。「懐かしい昔の村」というキャプション付き。

身体の文化史―病・官能・感覚

身体の文化史―病・官能・感覚

僕はこの先生の本、初めてなんですが、フランス文学者で、文化史方面の著作も多い方のようだ。「ジェンダー」とか「女らしさ」とか「病」とか、そういうのがテーマ。

昭和史 〈戦後篇〉 1945-1989

昭和史 〈戦後篇〉 1945-1989

前作の『昭和史 1926-1945』も、バランスの取れた好著だったと思うので。

沖縄の島守―内務官僚かく戦えり

沖縄の島守―内務官僚かく戦えり

中野好夫の「最後の沖縄県知事」という評論でその名が知られた、島田叡(あきら)知事と、荒井退造沖縄警察部長の評伝。戦争末期に、死ぬことを最初から覚悟して沖縄に乗り込んで、今も沖縄県民に慕われている希有の存在なわけだが、先日の沖縄出張の折にも、島田県知事の人となりについて話しているお爺さんの記事を読んで、「沖縄県民斯ク語リ継ゲリ」と思ったものだ。
この作者、なんか見たことあるなあ、と思ったら「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の電報を残した大田実海軍中将の伝記を書いた人だった。『沖縄県民斯ク戦ヘリ―大田実海軍中将一家の昭和史 (講談社文庫)』ですね。島田、荒井、大田のような人がいたのを、本土(ヤマトンチュー)の「慰め」にだけに消費しては元も子もないけど、彼らの業績を、日本軍のどーしようもなさとを同時に語り継ぐことは絶対に必要。

オタク女子研究 腐女子思想大系

オタク女子研究 腐女子思想大系

はてな界隈でも大分話題となったこの本、つい買ってしまいましたよ。表紙の志村貴子の絵が可愛い。こんな文化系女子がいたら、萌えます(笑)。

毎日かあさん3 背脂編

毎日かあさん3 背脂編

西原理恵子斯ク戦ヘリ」という本だよね、これ(笑)。