美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

江戸の思惟空間を

考えるきっかけにと思い、「積ん読」本の中から以下の本をチョイス。難しいけど面白い。学問の鬼、と言うか「濃すぎる」先生(噂だけだが)のお一人である渡辺先生の本。

東アジアの王権と思想

東アジアの王権と思想

僕が論評できるような本ではないが、「1章 「ご威光」と象徴−徳川政治体制の一側面」を読んで、先日読んだオームス先生の『徳川イデオロギー』の理解が少し進んだ気がした(あくまで「気がした」だけだが)。

あと、ところどころ、お茶目な文章があり、思わず笑ってしまう(とりあえずは、前書きの「謝辞」の書き方など)。

最後に、論文の作成に止まらず、そもそも私が現に生き、生活しえていることを含めた一切について感謝している特別な人がいる。それは私の配偶者である。彼女には、直接お礼をいうこととする。

かっちょいいです。将来、真似したい。