美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

色々買えども

読む時間なし。まあ、手元にあることが重要だしね、と自分を甘やかして、年度末に慌てて色んな本を買っております。

革新幻想の戦後史

革新幻想の戦後史

竹内先生の本はこれまでも結構愛読しているけど、タイトルからしてそのものずばりが来たなあ、という感じ。表紙、裏表紙の人物写真、分かったのは4人ほどでした。近現代史研究者として失格かも知れん。
災害がほんとうに襲った時――阪神淡路大震災50日間の記録

災害がほんとうに襲った時――阪神淡路大震災50日間の記録

被災地を歩きながら考えたこと

被災地を歩きながら考えたこと

みすず書房から出た震災関係の書籍を。共に前々から尊敬する方々。中井先生のは、神戸の時の文章に新しいのを付け加えたもの、五十嵐先生のは先生自身がタイトル通り歩き回り、写真を撮りまくって書いた本。
内村鑑三 1861-1930 (別冊『環』18)

内村鑑三 1861-1930 (別冊『環』18)

パラパラ眺めているけど、これは面白い。単なる研究論文の寄せ集めではなく、同時代人の内村評とか、弟子たちの文章とかも厳選して編んだもの。特に、徳富蘇峰の「内村さんにはまあ、息子さん(内村祐之)の病院に入れなければならないようなところがあったね(p.204)」という評には苦笑。
原水禁署名運動の誕生

原水禁署名運動の誕生

これは学科図書室に入れる。草の根の運動を考えさせてくれることだろう。
近代日本の中国認識 徳川期儒学から東亜協同体論まで

近代日本の中国認識 徳川期儒学から東亜協同体論まで

松本先生、80代半ばでこのような本を出されるとは・・・驚嘆するほかない。
近代北海道とアイヌ民族ー狩猟規制と土地問題

近代北海道とアイヌ民族ー狩猟規制と土地問題

これも学科図書館に入れる。このところ、江戸時代後期から近代の北海道の歴史を辿る本が立て続けに出版されているようだ。