美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

近藤ようこ先生、森下裕美先生の新刊など

僕は実は無趣味な人間だが、結局人とのおしゃべりとマンガで、ストレスを発散しているような気がしている。

ゆうやけ公園

ゆうやけ公園

近藤先生の待望の新刊。なかなか見当たらなく、本屋を3軒ほど回ってしまいましたよ。この作品集も、佳作。
今回の連作の狂言回しとなっているホームレスのおじさん、というキャラクターは、今までの近藤先生の作品にはないタイプのキャラだと思う(ツイッターでも先生ご本人にそのような感想を述べた)。あと、これまで近藤先生は「母と娘」の葛藤をモチーフとした作品が多かったが、今回は「母と息子(でも、草食系の美形)」の作品が出てきて、これまた新機軸だと思った。僕の一番好きなシーンは、第3話「落とし物」の主人公の少女の最後の表情。
トモちゃんはすごいブス(1) (アクションコミックス)

トモちゃんはすごいブス(1) (アクションコミックス)

タイトルがすごいインパクト。表紙の女の子が最初トモちゃんかと思ったら、違います。今後どういう展開をしていくのか楽しみ。
おはようおかえり(1) (モーニング KC)

おはようおかえり(1) (モーニング KC)

おはようおかえり(2) (モーニング KC)

おはようおかえり(2) (モーニング KC)

京都が舞台のマンガはつい買っちゃう。ストーリーは美人の姉二人を持つ末っ子の男の子が主人公。だんだん、ずぼらなだけと見えた姉たちの過去や現状が明らかになりつつある、という展開。