美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

zabadak25周年記念ライブ


今日は南青山manndalaで、zabadakの25周年記念ツアーの皮きりになるライブがあったので、いそいそと出かける。僕は真ん中の一番前に図々しくも座る。今日は吉良知彦さん、小峰公子さんのお二人だけというシンプルな構成。以下、簡単にセットリストを書いていきます。ネタばれにはならないと思いますが、気になる方はスルーしてください。
1)遠い音楽
このところ、これからスタートすることが多い気がしますね。
2)星ぬ浜
吉良さんいわく「沖縄行きてー、というわけでこの曲。この夏は海も行ってない、虫取りも行っていない。受験生がいる家庭ってこんなものです(一同笑)」。小峰さんいわく「(声を張り上げるこの曲は)二曲目でするべき曲ではなかった(笑)」。
3)カシオピイア
4)双子の星
5)銀河鉄道の夜
宮沢賢治シリーズをたて続きに。このアルバムからですね。

賢治の幻燈

賢治の幻燈

そして、次はすごく懐かしい曲。
6)明日からの風
最初、客が「表」と「裏」に分かれて手拍子とってぐちゃぐちゃになったので、仕切り直し。「古い曲をやってみて、予想外に難しかった」「自分で自分の首を絞めた」とのこと。以前のライブではオルガンやマリンバがあって、楽できたとのこと。
7)Wonderful Life
バンド形式より、この二人でのしっとりバージョンの方が吉良さん自身もしっくりくるそうです。
8)降り注ぐ百万粒の雨さえも(新曲)
これは現在公開中のCaramel Boxの劇判曲の一つ。この劇、音楽が全編zabadakなんですよね。
9)この空で会えるよう
10)おかえり
11)冷たい夜に
12)生まれては別れにむかうわたしたち
どっちかというと「シリアス」な曲を立て続けに。なので「では、ちょっとお気楽な曲を」といって始められたのが
13)夜毎、神話がたどり着くところ
これって「お気楽」とは思えないんですが(笑)。ついでに言うと、僕が初めて見に行ったzabadakのライブは1990年6月ごろの日清パワーステーションでの「Harvest Rain」のレコ発で、おそらくこの曲も聞いたはず。懐かしいー。
14)旅の途中
これを聞くたびに、吉良さんの音域の広さに感動します。
15)はじめてうたったうた
16)ひとつの事件
17)夢を見る方法
後半、これらの曲で盛り上がって、やはり最後は
18)Easy Going
今夜の吉良さんは、珍しく(失礼)、歌詞を間違わなかったと思いますw。でも、本編が終わった後の最後のアドリブのところでは、少し混乱なさっていたかも。アンコールは、
19)豊饒祝歌
で、みんなで二手に分かれて合唱。今日のライブはこれにて終了。
休憩なし、スタートも早く、あれ、まだこんな時間、という感じで、密度は濃かったのですが、わがままなファンは、もう少しやってほしかった、というのも実感。でも、今週末の神戸でのマラソンライブがあるのですから、あんまりわがまま言っちゃだめですね。