美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

師走らしく

12月を「師走」って名付けたのは誰だ、と言いたくなるほど、先生という身分になってから、毎年12月はやたら忙しく感じてしまう。
今日は講義を一つ終えた後、来年度のシラバス入力(最近はどの大学でもweb入力になりつつある)。今日はとりあえず毎年行っているルーティンの講義をひたすら入力。さまざまな大学改革の中でも、教員を非常に疲れさせているのが、このシラバス作成だったりするんだよね。と言うのも、やたら「細かく書け」という縛りができて、書き込む分量も多ければ、その他細々としたことを書かねばならない場合があるからだ。例えば、僕が非常勤で行っていた大学では、成績の付け方に関して、出席率何パーセント、授業での発表何パーセント、期末レポート何パーセントか、数値を入力せよ、なんてところもあった。出席を重んじない僕はやけくそで「期末レポート100%」と書き込んだけど。
大昔みたいに一行だけ(「○×研究」としか書いていない講義案内などざらだった)のシラバスは極端だし、まずいと思うけど、型に縛られ過ぎっていうのはやっぱり感じるよなぁ。