美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

「恵存」と書かせる

昼休みに、田中希生君がひょっこり現れて、彼の単著をくれた。ありがとうございます&ご出版、おめでとうございます。

精神の歴史 近代日本における二つの言語論

精神の歴史 近代日本における二つの言語論

その場で「川瀬先生恵存」と、記念にサインを書いてもらう(笑)。
これは彼の博士論文が元となった本。僕は彼の博論審査には関われなかったのだが(関わったら、大変なことになっていただろうな、読むだけでも)、こうした本の形になったので、これからじっくり読ませていただく(どうせ、後輩たちによる「書評会」がいずれ開かれるだろうし、それに合わせるつもり)。
内容は、僕などが要約できるものではないので、とりあえず版元の紹介を示しておくが、タイトル通り、「思想史」と言うよりは「精神史Geistesgeschichte」と言いたくなる内容だな、と思う。