美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

渋めの学術書を

今日届いたものは、どちらかというと、渋く、重厚なテイストのものばかり。

少しは僕も朝鮮儒学の本を読んでいるのだが、儒学というのをどれだけ理解できているか、誠に心許ない。
韓国・朝鮮史への新たな視座―歴史・社会・言説

韓国・朝鮮史への新たな視座―歴史・社会・言説

須川先生の還暦記念論文集。僕の知り合いも多数執筆(狭い業界だから当たり前だが)。
天皇墓の政治民俗史

天皇墓の政治民俗史

岩田先生の、ごつい本。でも、お値段は安い。古代から現代までの巨視的な「天皇墓(陵墓でないことに注意)」の研究。
表象としての皇族: メディアにみる地域社会の皇室像

表象としての皇族: メディアにみる地域社会の皇室像

知り合いの茂木君の博論。祝、ご出版!今までも天皇や皇族がどのようにメディアに現れていたか、という研究はあると思うが、それらの研究に棹さすものになるでしょう。このシリーズの気になるものは買っているし、中村先生のような映画史ももっと勉強したいと思って。