美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

友人の本

以前友人の板垣君からもらった本を慌てて読み始めている。というのも、今週末にこの本の書評会があるからで、それまでには読まねば、という義務感(義理)があるので。

朝鮮近代の歴史民族誌

朝鮮近代の歴史民族誌

この400頁以上に及ぶ浩瀚な本の内容は、とてもじゃないが要約できる代物ではない(今のところ、まだ半分しか読めていないし)。それに「細部に世界史は宿る(村の細かいところに世界状況・植民地状況は影を落としている)」と彼が書いているように、とにかく、細かい(分厚い)んだ、記述が。ある種、調べたことを全て投げ込んでいるデータベース的な部分もあるし。僕は申し訳ないけど、そういう細かいところは斜め読みして、とにかく先へ先へという「もったいない」読み方をしている(板垣君、ゴメンね)。