美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

運命の女

今日は鼻炎気味(花粉症再発か?)で調子出ず。早めに研究室を出て、まずは本屋さんへ。そして今日も新刊マンガを購入。

桜の森の満開の下 (ビッグコミックススペシャル)

桜の森の満開の下 (ビッグコミックススペシャル)

近藤ようこ先生の新刊。これは僕としては買わねばならない。坂口安吾シリーズの二作目。一作目の『夜長姫と耳男 (ビッグコミックススペシャル)』も壮絶な話だったが、今回もすごい。夕飯食いながらカフェの中で「ひぃ」と呟く。読んでいると「これはいわゆる運命の女(ファム・ファタル)だな」と思っていたら、近藤先生が後書きでそういう解釈をやんわり否定されていて、一本取られる。僕も型にはめてしまいがちなんだな。近藤先生がマンガにしたこの二作は、どうも僕には女性恐怖(嫌悪)と表裏一体の女性崇拝が感じられてならない。
蔵人 8 (ビッグコミックス)

蔵人 8 (ビッグコミックス)

これも購入。セツはクロードの「運命の女」になるやいなや。