絵柄の変化
今朝、発売したばかりのこの二冊を購入。
Papa told me~街を歩けば~ (クイーンズコミックス)
- 作者: 榛野なな恵
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/04/18
- メディア: コミック
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- 作者: オノ・ナツメ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2008/04/17
- メディア: 単行本
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それと、絵柄がちょっと変化しているのも僕にはちょっと・・・。一言でいうと、知世ちゃんがやたら子どもっぽい。昔の方が大人っぽく描いていたよな。お父さんも妙に若返っている気がするし。マンガ家さんで長らく描いているうちに絵柄が変化することはよくあることだけど、「あの作品時代が一番僕の好み」っていうのはあるんだよな。榛野先生でいうと、『ピエタ』の絵柄が一番好きだな。
僕が15年以上買い続けているマンガ家限定でいうと、吉野朔実先生は『ジュリエットの卵』のころの絵柄が一番好きで(今も美しいと思うけど)、山岸凉子先生なら、80年代初頭くらいの、ギリシャ神話をモチーフに色んな短編を描いていたころの絵柄が結構好き(「セイレーン」とか「黒のヘレネー」とか「パニュキス」とか)。まあ、実はその先生のファンになったときの絵柄が一番脳裏に刷り込まれている、というだけかも知れないけど。
オノ・ナツメさん、この人は何種類かの絵柄を持っている器用な人だけど、一番好みは、上記の作品を含めてイタリアの紳士を描いているときのやつだな。