美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

『蟻の兵隊』上映会

メールで送られてきましたので、お知らせします。僕はいけるかどうか、体調が微妙ですが・・・。

【ピースムビーメント実行委員会結成4周年特別企画】

■■■ 『蟻の兵隊』                   ■
■■    池谷 薫監督作品 カラー101分       ■■
■      http://www.arinoheitai.com/index.html ■■■


●日時:12月9日(土)午後6時45分〜上映 
              (開場 午後6時30分)

●会場:ひと・まち交流館 京都 (2階)大会議室
   (河原町五条下る 東側)
   京阪「五条」駅下車 徒歩8分      
   地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分      
   会場TEL:075-354-8711
案内:http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html    

●参加費:1300円(学生1000円)

主催:ピースムービーメント実行委員会

●<あらすじ>
 今も体内に残る無数の砲弾の破片。それは“戦後も戦った日本兵”という苦い記憶を 奥村 和一 ( おくむら・ わいち ) (80)に突き付ける。 
 かつて奥村が所属した部隊は、第2次世界大戦後も中国に残留し、中国の内戦を戦った。しかし、長い抑留生活を経て帰国した彼らを待っていたのは逃亡兵の扱いだった。世界の戦争史上類を見ないこの
“売軍行為”を、日本政府は兵士たちが志願して勝手に戦争をつづけたと見なし黙殺したのだ。
 「自分たちは、なぜ残留させられたのか?」真実を明らかにするために中国に向かった奥村に、心の中に閉じ込めてきたもう一つの記憶がよみがえる。終戦間近の昭和20年、奥村は“初年兵教育”の名の下に罪のない中国人を刺殺するよう命じられていた。
 やがて奥村の執念が戦後60年を過ぎて驚くべき残留の真相と戦争の実態を暴いていく。 
 これは、自身戦争の被害者でもあり加害者でもある奥村が、“日本軍山西省残留問題”の真相を解明しようと孤軍奮闘する姿を追った世界初のドキュメンタリーである。

●池谷 薫(いけや かおる)
1958年 東京生まれ。
同志社大学文学部を卒業後、テレビ・ドキュメンタリーのディレクターとして創作活動を開始する。89年の天安門事件以降、中国での取材活動を積極的に展開。NHKなどで多数のドキュメンタリーを製作。97年、製作会社・蓮ユニバースを設立。構想から7年、製作に3年を費やした初の長編ドキュメ
ンタリー映画『延安の娘』は、世界の映画祭で絶賛され、数々の賞を受賞。
蟻の兵隊』は長編ドキュメンタリー2作目となる。

蟻の兵隊』公式HP:http://www.arinoheitai.com/