美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

卒論口頭試問開始

今日から三日間、卒論口頭試問がある。
主査1名、副査2名の3名で審査するのだが、今日は僕が主査のものが2本(明日も2本、明後日が5本)。
はっきり言って、読み飽きた文章なわけだが、僕以外のお二人の先生からは、僕が気にならなかったこと、気がつかなかったことが矢継ぎ早に指摘されて、非常に盛り上がる(学生にとっては針のムシロだろうが)。やはり複眼的なものの見方は重要。僕などは、指導した学生が「よくもここまで育ってくれて・・・」と、幼稚園児の運動会を見守る親のような気持ちでいたのだが(経験ないけど)、その気持ちが一気に醒める(笑)。口頭試問はイニシエーション(通過儀礼)なのだから、やはり「死と再生」を体験してもらわねばな。