美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

休日出勤と読書

今朝は、父からの宅配便のチャイムで起こされる(今まで我慢強くMeを使っていたのだが、とうとう限界になり、vistaの新しいPCを買ったので、使えなくなった古いバージョンのPhotoshopを送ってくれたのだ。余り使わないと思うけど、有り難くいただくことにする)。
その後もそもそブランチを食べ、仕方なく大学に来て、論文をちょこちょこいじり、読書(要するに新しく付け加えるべきネタ本)を慌てて読む。今読んでいるのは、友人の趙さんの難しい本。僕、数年前、彼女がこの本の元となった博士論文を執筆中、メールで「日本語直して」と言われて一部直してあげたこともあったのだが、その時はただ「難しいな、日本語として表現のおかしいところだけ直してやれ」と結構雑に流し読みしていたのだが、やっぱり掬すべき本だな。僕は彼女ほど「詩を分かる心」がない散文的思考の持ち主なので、読みは浅いだろうが。僕がポスコロ・カルスタの一部にコミットしつつもその真ん中にずぶずぶ侵入できないのは、自分の「詩心の無さ」を自覚しているからだ。時々、「政治」に対して「詩」のような言葉を紡ぐ人っているからなあ(例えば李静和さんとか)。ちなみに「詩」が分からないのは僕のコンプレックスの一つで、僕がいわゆる文芸評論や文学研究にコミットしない理由はここにある。

植民地朝鮮/帝国日本の文化連環

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