美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

卒業生

2時間目の講義を終えて、昼休みに学科図書室に行くと、卒業生のY佐さんがいるのでびっくり。
彼女は現在美術系のお仕事に就いているが、今度某学会で浮世絵に関する発表をするそうで、その資料のスキャニングで、ちょっくら母校を訪問していたというわけだ。ここであったが百年目、じゃないけど、そのまま北山のタイ料理店で一緒にランチをして、ディープな山岸凉子先生の話に花を咲かせる。彼女曰く、「もし、先生が高校の同級生だったら、多分友達になっていない。これだけ山岸先生に関して詳しい男子には引きます」といわれた。おいおい、優れた作品を愛でるのに、男も女もないだろう、こういう部分だけでもジェンダーフリーせんかい、と叱る(笑)。