美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

新しい文部科学大臣

この渡海紀三朗さんって、どこかで見たことが・・・と思ったら、昔「新党さきがけ」にいた人だ(僕が今までの人生で票を入れた唯一の「政権与党」)。
昨日の深夜、偶然就任記者会見を見たら、例の「沖縄戦時の集団自決」の教科書記述問題について「私個人としては、国がとやかく言う問題ではないと思う」とか「県民感情を考えると・・・」云々という発言をして、前任者の伊吹文明氏よりは幾分マシだな、という感触を得た。沖縄タイムスもさすが、彼の発言を聞き逃さず、ちゃんと報道をしている
そういえば、昨日、卒業生と我々教員で昼ご飯を大学近所のフレンチで食べていた時、僕が大学時代の先輩が撮った「映画 選挙」の話をして、「幼稚園の運動会に市議会議員とかが乗り込んで、親に対して演説ぶったりするシーンがあるんですよ」と言ったら、ある同僚から「私の子供の時も、運動会とかに、あの伊吹が乗り付けてきて、直立不動でお出迎えするような連中に囲まれていたわよ。子供が徒競走している最中に「伊吹先生がご来場されました。皆様ご起立お願いします」とか放送してさ」とのこと。やっていることはどこも同じなのね。