美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

妻のマンガ

今日は休日を満喫(?)させてもらう。このところ働きづめだったので。妻が買っているマンガをパラパラ読んで、街中をぶらぶらして、夜は二人で気になっていた居酒屋で軽く飲む。

紅匂ふ(4) (BE LOVE KC)

紅匂ふ(4) (BE LOVE KC)

完結。別に今「舞子は〜ん」と叫ぶ映画をやっているから読んだ、というわけではない。オチは、僕の予想通り。
後宮(4) (KC KISS)

後宮(4) (KC KISS)

登場人物の書き分けが難点だが、いやあ、鎌倉時代の貴族は大変乱れておりまする(笑)。二条を主人公にした『とはずがたり』のマンガ化なわけだが、日本の性のあり方を云々する人は、こういう古典を読んでからにして欲しい。特に今の若者の性の乱れはジェンフリの陰謀だという妄想を垂れ流している人には(笑)。
私たちは繁殖している (7) (ぶんか社コミックス)

私たちは繁殖している (7) (ぶんか社コミックス)

これの凄まじさについては、紙屋さんのおっしゃるとおり。付け加えるとすれば、内田さんは「自分が愛想を尽かす」ことはいつも考えているが、愛想を尽かされることに対する想像はしていないか、抑圧しているのだろうな、ということ。