美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

国民投票法案可決

数の論理からして、こうなることは目に見えていたわけだけど、やっぱり悔しいね。創価学会には恨みも偏見もないけど(お世話になっている人や知り合いも大勢いるし)、公明党が小泉から延長して安倍政権まで協力体制を維持し続けるとは思っていなかった(さすがに途中で嫌気がさすんじゃないの、と思っていたのだ。靖国問題とかもあるし)。見通しが甘かった。
でも不思議なのは、改憲派の人の頭の中身。憲法をいじればバラ色の未来が開けると本気で思っているのだろうか。幸せになるのは自分の脳内だけだという想像力もないのかねえ。
国民投票したからって、改憲になると決まったわけではないけど、最低投票率を設定しなかったり、公務員や教員やマスコミの手足を縛るという実に巧妙な仕掛けがあったりで、油断はできない。
安倍さんは「お前の祖父さんでーべーそ」という声がそんなに悔しいのかなあ。悔しいんだろうね、やっぱり。でもあんたの祖父さんは「ふん、下々のものには判らん」という良くも悪くもエリートっぽいことを呟いていたと思うんだけどね。