美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

下の名前で呼び合う文化

帰り道で、この本を購入。これがシリーズラストだそう。

最後の制服 3 (まんがタイムきららコミックス)

最後の制服 3 (まんがタイムきららコミックス)

軽い百合テイストの作品なわけだが、帰りの電車の中で読みながら思ったのは、「やはり女の子って、下の名前で呼び合うよなあ」と言うこと。男はなかなかそうはいかない。一度だけ、大学の体育の時間に一緒のグループになった男の子から「これからは○○(僕の下の名前)って呼んで良いかな」と言われてびっくりした(というか、困惑した)のを憶えているくらい(多分、最初で最後になるんじゃないかな)、こう言うのって「男の子同士」だと馴染みがないんだよなあ。何でだろう。ゼミの飲み会でも、時々女子学生が友人のことを下の名前で言うときがあって、一瞬誰だか判らなくなるときもあるし。教師でも、男の子も含めて、下の名前で呼んでくれたのは、小学4年生の時の担任M先生ぐらいだったな。
急に思い出したけど、僕の敬愛する歌姫上野洋子さんは、同級生から「洋子」とかあだ名では呼ばれず、ずっと「上野」と呼び捨てだったそうな。そういうキャラだな、と思わず笑ってしまったが、今の教え子を見ても、下の名前ではなく苗字で呼ばれている学生って、やはり面白いキャラの子が多い気がする(さん付けよりも、呼び捨ての方が尚更)。