小泉メソッド伝授失敗

現在、４年生は久々(？)に目の色を変えて勉強している。ここで何度か触れたが、来週、二日間に渡って「卒論中間発表会」というイヴェントがあり、そのレジュメ作成に大わらわなのだ。そして、なによりも学生が恐れているのは、先生からの情け容赦のないツッコミ。去年の先輩たちの状況を見て、完全にトラウマになっている。特に、指導教員ではない先生からのツッコミを恐れている(逆に、僕が受け持っている学生には、僕のツッコミなど恐れる者などいない)。
余りにびびっているので、
「何でそんな質問が来るのか、理解できませんね」
とか
「(この研究を始めた動機は)心の問題です」
というように切り返す小泉メソッドを教えたら、学生から「そんなこと言える度胸があれば、こんなにびびっていません」と言われた。確かにそうだ。先生、君たちで遊びすぎた。ごめんごめん。僕だって、学会の席上でこんな事言ったら、永久追放だ。