美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

昔の少年マンガって・・・

と回顧に入るのはおじさんの証拠だが、昨晩なかなか寝付けず、昔の少年マンガを読みふけってしまう。

昔の少年マンガって、良くも悪くも無茶な描写が許されて、大らかだったんだなあ。
実は、僕の本棚には、『男組』も『野望の王国』もあります。要するに、雁屋哲暴力三部作(勝手に名付けた)ですね。
『男大空』は途中から中国拳法がどうたらこうたら、と荒唐無稽な方向に進むのだが、結末がこの三部作で唯一爽やか。それと、ヒロインの幾代の造形が良い。池上遼一の書いたヒロインでも、一二を争う、と僕は勝手に思っている。