美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

命どぅ宝

今朝、本屋さんに寄って、沖縄の本を物色していると、阿波根昌鴻さんのメモリアルの本があったので、思わず購入。

阿波根昌鴻―その闘いと思想

阿波根昌鴻―その闘いと思想

反戦と非暴力―阿波根昌鴻の闘い

反戦と非暴力―阿波根昌鴻の闘い

阿波根昌鴻さんは有名な平和運動家で、僕も実は一度だけお目にかかったことがある。というのも、高校時代の修学旅行が沖縄で、伊江島の阿波根さんの作られた「ヌチドゥタカラの家」を見学して、話を聞いたからだ。思えば貴重な体験だったが、まだガキだったので、その貴重さに気付かなかった。
僕が今回この本を購入したのは、もちろん阿波根さんを尊敬しているからだが、帯に「一燈園」の文字を見つけたからだ。僕は知らなかったが、阿波根さんはキューバとペルーの移民として渡航したが日本に引き返し、一時期西田天香一燈園にいたことがあるそうで、これにはびっくり。僕がちょうど今一燈園について調べている最中だったので。
二冊とも、本当にいい顔をした晩年の阿波根昌鴻さんのポートレートが表紙。

ちょっと本棚をひっくり返してみるか。

命こそ宝―沖縄反戦の心 (岩波新書)

命こそ宝―沖縄反戦の心 (岩波新書)

米軍と農民――沖縄県伊江島 (岩波新書)

米軍と農民――沖縄県伊江島 (岩波新書)