美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

今日の読了本

大教院の研究―明治初期宗教行政の展開と挫折

大教院の研究―明治初期宗教行政の展開と挫折

明治宗教政策史の研究書。こういう本に「面白さ」をあまり期待してはいけないと思いつつ、余りに淡々としていて、下手物食いの宗教学者としては、ちょっと不満(笑)。

お昼ご飯を、フレッシュネスバーガーで食べていたのだが、食べながら読了。端々に「なるほどなあ」という視点があり、啓発させられたが、「そんなナショナリズムは古いしダサい」といっても、聞いてくれる相手ではないもんなあ(嫌韓厨とかね)。彼らへの「言葉の通じ無さ」の説明はしてくれているけど、ついつい処方箋を求めてしまうなあ。自分で考えろっていわれればそれまでなんだけど。宮台さんみたいに「この田吾作どもが」というのも、気分良くないし。