『思想地図』、出ました(完全に営業モード)
編者の東浩紀さんも、執筆者の増田聡さんも既にブログでお書きですが、NHK出版から、『思想地図』の第一号が出ましたので、お知らせします。僕も縁あって一本論文を書かせてもらいました。
- 作者: 東浩紀,北田暁大
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2008/04/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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僕は数日前、執筆者として見本をいただいたのですが、思った以上にボリュームがあり、まだ全部読み切れていないのですが、僕以外の皆さんは、非常に面白い論考をお書きになっていることは保証しますので、どうぞ本屋で見かけたら、この「オレンジ色の憎いヤツ」(このキャッチコピーを知っている人は、相当年を食ってる)をお手にとってください。
目次をbk1のページからコピペします(ページ数は省略)。
国家・暴力・ナショナリズム 東浩紀+萱野稔人+北田暁大+白井聡+中島岳志
日本右翼再考 中島岳志
日韓のナショナリズムとラディカリズムの交錯 高原基彰
マンガのグローバリゼーション 伊藤剛
データベース、パクリ、初音ミク 増田聡
物語の見る夢 福嶋亮大
中国における日本のサブカルチャーとジェンダー 呉咏梅
日本論とナショナリズム 東浩紀+萱野稔人+北田暁大
ブックガイド「日本論」 斎藤哲也
「まつろわぬもの」としての宗教 川瀬貴也
〈生への配慮〉が枯渇した社会 芹沢一也
社会的関係と身体的コミュニケーション 韓東賢
共和制は可能か? 白田秀彰
死者への気づき 黒宮一太
キャラクターが、見ている。 黒瀬陽平
あと、特筆すべきは、表紙及び各チャプターの扉のイラストが榎本俊二先生であること。榎本先生と一緒の本に載れただなんて、それだけでも一生の宝だ(笑)。