美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

札幌の古本屋で

実は、学会会場をあとにすると、後輩のT田君と伴に、正門横の「南陽堂書店」という古本屋に向かった。僕は知らなかったのだが、T田君によると、なかなかの品揃えの本屋だそう。僕たちはほんの数十分だがここに立ち寄り、おのおの買って帰宅。今日買ったのは以下のもの。

ユングにおける心と体験世界 (南山大学学術叢書)

ユングにおける心と体験世界 (南山大学学術叢書)

いつもお世話になっている渡辺先生の本。これは確か持ってなかったんだよね。亀井先生の、大分昔の内村鑑三の伝記。持っていたような気もするが、とりあえず購入。実は昨日、学会の基調シンポジウムで、韓国の延世大学校の徐正敏先生が内村鑑三と韓国人の弟子たちというなかなか感動的な講演をなさったのに触発されて。前々から本を読んでいた徐先生と会えて嬉しかったな・・・。前に買った先生の『日韓キリスト教関係史研究』も早く読まねば。
神仏分離 (1977年) (教育社歴史新書―日本史〈113〉)

神仏分離 (1977年) (教育社歴史新書―日本史〈113〉)

これも購入。今更と言われるかも知れないけど。この時代のアウトラインはこれと、安丸良夫先生の『神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈 (岩波新書 黄版 103)』で大体押さえられるかな。
そして、飛行機の中では、T田君がレポートを書いたこれをパラパラと(僕は彼からいただいてしまった。T田君、ありがとう)。
世界 2009年 09月号 [雑誌]

世界 2009年 09月号 [雑誌]

T田君は、例の幸福の科学の「幸福実現党」について書いている。何と、教団の人も読んで、早速レスポンスがあったらしい(笑)。