美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

やっぱおもしれー

今日は体調が優れないので、家でゆっくりすることに決定。
早速昨日買った『風と共に去りぬ』を見始めたら、面白くて止まらない。今、ようやく半分です(アトランタが炎上するところあたりまで)。もちろん、今の目から見たら色々PC的にとかジェンダー的にとか、まずい部分はあるだろうけど、物語として圧倒的に面白いんだもんなあ(でも、この映画をよく見れば「KKK」の影があったりして、結構深刻なんだよな)。
言われ尽くされたことだけど、1939年段階でこれだけの映画を作成できる国を相手に戦争しようって考えただけでも、当時の日本指導部の視野狭窄が判るよな。某将軍様の統べる「北の国」状態だよね。しかも「瀬戸際外交」すらできなかったという。

風と共に去りぬ [DVD]

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映画の話に戻ると、僕、この映画は恐らく五、六回目くらいだと思うけど、いつもテレビでの吹き替え板だったので(一番最初に見たのは小学生の時。栗原小巻がスカーレットの吹き替えをやっていたと記憶している)、今回英語音声と字幕で見たら、色々新鮮だ(まあ、英語は九割聞き取れないんですが)。笑えるシーンをこんなに詰め込んでいたことも、改めて知った(少し後のスクリュー・ボール・コメディにも通じるよな)。
クラーク・ゲーブルヴィヴィアン・リーはこんな声をしていたんだ、というのも新鮮(もちろん、二人とも他の映画では生声を聞いているんですが)。
にしても、ヴィヴィアン・リーが美しすぎます。あと、スカーレット最初の夫のチャールズ(メラニーの兄)役の俳優が、「程々にいけていない」という絶妙のキャスティングで大笑い。