映画史/オタク文化/宗教研究など
これで2017年度の予算は使い切ったかな。この数ヶ月で出た、興味深い本を慌ててゲット。
- 作者: 越智郁乃
- 出版社/メーカー: 森話社
- 発売日: 2018/02/26
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- 作者: 朴橿,小林元裕,吉澤文寿,権寧俊
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2018/03/15
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- 作者: 奥山倫明
- 出版社/メーカー: 晃洋書房
- 発売日: 2018/03/20
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- 作者: 今井信治
- 出版社/メーカー: 晃洋書房
- 発売日: 2018/03/20
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- 作者: イ・ヒャンジン,武田珂代子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2018/02/16
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- 作者: アデル・ラインハルツ,栗原詩子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2018/02/16
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知り合いの編著を中心に
3月は年度末。ということで、予算の使い切りも兼ねて、知り合いが関わった本を中心に何冊か購入。
- 作者: 今西一,飯塚一幸,石川亮太,中村平,天野尚樹,三木理史,石原俊,水谷清佳,井澗裕,広瀬玲子,玄武岩
- 出版社/メーカー: 大阪大学出版会
- 発売日: 2018/02/23
- メディア: 単行本
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- 作者: 柴田大輔,中町信孝
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2018/02/24
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現代社会における聖と俗: デュルケム・9.11テロ・生駒・在日コリアン
- 作者: 飯田剛史
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2018/02/23
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- 作者: 倉橋耕平
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 2018/02/27
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水子供養 商品としての儀式――近代日本のジェンダー/セクシュアリティと宗教
- 作者: ヘレン・ハーデカー,塚原久美,清水邦彦,猪瀬優理,前川健一
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2017/12/25
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- 作者: 遠藤正敬
- 出版社/メーカー: 人文書院
- 発売日: 2017/05/20
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「働く青年」と教養の戦後史: 「人生雑誌」と読者のゆくえ (筑摩選書)
- 作者: 福間良明
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2017/02/13
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まだ30周年の女は〜鈴木祥子ソロライブin京都拾得
一気に春がやってきたような陽気の休日、僕は京都の伝統的ライブハウス「拾得」に鈴木祥子さんのライブを見に行って参りました。ここでのライブは、去年の10月以来、約5ヶ月ぶり。僕を含めた関西のファン(遠征してきた人も多かったですが。一番遠くからはなんとロサンゼルス!)が再び集結しました。今回の客入れのBGMは昨年の今日、東京の音響ハウスで行われたレコーディングライブの音源でした。僕は残念ながら行けなかったので、素直に嬉しかったですが、いきなり「3月のせい」という曲が流れてきて、思わず笑ってしまいました。
ではいつものようにセットリストと感想などを挟んでいきたいと思います。
先程言ったように、開演前には昨年のレコーディングライブ音源が流れていたわけですが、「Angel」という曲が流れていたあたりで祥子さんが登場し(スカートがグレー地の着物のような花柄のものでした)、そのままその曲の続きのサビをアップライトのピアノで熱唱するというスタート。ということで
1)Angel(P)
でした。立て続けに
2)もう一度(P)
3)ステイションワゴン(P)
となりましたが、この「ステイションワゴン」の途中、恐らく似たコードなのか、「You're my everything」に一瞬移行しました。
4)危ない橋(P)
5)センチメンタル・ラブレター(P)
6)ローズピンクのチーク(P)
この曲は、祥子さんが京都に住んでいる時、八坂神社、四条通を一人で歩いている時、周りの家族連れやカップルを見て少しだけやさぐれて(笑)「世間並みの〜」という歌詞とメロディが浮かび、自宅の留守電に携帯から吹き込んで、帰宅後に作ったそうです。
7)Do you still remember me?
祥子さん曰く「この“Do you still remember me?”という曲は、70年代の頃の女性シンガーソングライター、例えば金延幸子さんとかを意識して作ったんですよね。で、今日の前髪も70年代っぽい前髪にしてきました(笑)。」
8)愛は甘くない(P)
9)A型の恋人
「これはアメリカンなノリの曲ですね。」「これから気持ち悪い語りが入ります(笑)」と間奏部分での語りの時におっしゃいました。
ここで一段落付いて、祥子さんが今回のライブについての説明をはじめました。祥子さん曰く「今日のライブのテーマは私にとっての70年代、というものなのですが、今回のセットリストも、私の中で70年代を感じる曲を意識して選んでみました」「やはり、60年だ、70年代生まれの違いというか、物心ついて見たもの、聞いたものの違いというのはあって、70年代はふわっとしたフィーリングで押し通せるというか、それまで理由をちゃんと述べてきたようなことをフィーリングで言っちゃう、という面があったような気がします(大意)」「で、70年代は名だたる作曲家、作詞家が「歌謡曲」というのを作って、それに対抗するフォーク、ニューミュージックなどがあり、お互いを高めていたと思います」
そして70年代の祥子少女に深い印象を与えた曲を3曲連続でカバー。まず一曲目は「私が家庭用のカセットレコーダーに初めて吹き込んだ曲」という
10)赤い風船(浅田美代子)(P)
が披露されました。
僕は残念ながら反応できなかったのですが(当方71年生まれ)、60年代生まれの観客は大喜び(笑)。
11)ぼく(松本ちえこ)(P)
祥子さん曰く「僕、という自称の女の子というコンセプトは非常に斬新で早かったのでは」「松本ちえこさんは、隣にいそうで、でもやっぱりいなさそうと言う身近なアイドルの先駆けだったのでは」。
12)逃避行(麻生よう子)(P)
祥子さんが好きな「70年代の白眉」とまでプッシュする曲。
取り敢えず70年代カバーはここまでで、祥子さんのオリジナル曲に戻ります。
13)ラジオのように(P)
14)sweet serenity(P)
これはリクエストから。
15)sickness (P)
これもリクエスト。リクエストした人、ナイス!僕も好きな曲です。
16)月とsnapshots(P→D→P)
これは知り合いのRさんのリクエスト。これを聞いた祥子さん「出たよ、これ!(会場爆笑)」でもノリノリで演奏して、ピアノの横に設置してあったドラムセットに「あら、こんな所にドラムが」などと言いつつ移動。ドラマーとしても祥子さんが大好きな僕は、真っ正面で拝見でき、感無量。
17)ノースバウンド・アイランド急行〜リミのテーマ(新曲)(P)
祥子さん曰く「たまたまですが、さっき歌った「月とsnapshots」の2018年度版というか、女がどこかに生きたがる、という曲ですね、これ」
18)星のたばたき(P)
何度も聞いていますが、早くCD化してください、と懇願したくなる美メロの曲です。
祥子さんは少ししんみりとしながら「デビューしてから20年経った時、その時もう10年続けられるか、自分でモチベーションを保っていけるのか正直わからなかった。でもこの30周年に至ることができたのは、間違いなく(目の前にいる)皆さんのお陰です。ありがとうございます」と言うようなことをおっしゃったので、こちらとしても有難いというか、「いつもプレゼントをもらっているのはこちらですよ!」と言いたくなりました。
本編はここまで、以下はアンコールです。
e1)二人の願い(新曲)(P)
これは祥子さんが沖縄旅行中、安座真で着想した曲だそうです。
e2)恋のショットガン(懲りないふたり)(P→D→P)
慌てて控室から戻った祥子さん、靴も履かずにどかどかと最高のドラムを聴かせてくれました。これにてライブは終了。
僕は今回祥子さんが歌った70年代はリアルに感じることができない世代なわけですが(70年代末期なら何とか)、僕にとっての80年代などは、まさに色んな僕の趣味の基礎を作っているよなあ、と改めて考えたりしました(あとの打ち上げで、ファン仲間で斉藤由貴ちゃんの話題で盛り上がってしまいました(笑))。そして次はデビュー30周年の記念ライブが京都と東京で7月に行われることも正式発表。僕は恐らく京都会場に駆けつけることになるでしょう。
偽史・トラウマ・安楽死など
今年に入って初めての学術書の注文。
近代日本の偽史言説―歴史語りのインテレクチュアル・ヒストリー
- 作者: 小澤実
- 出版社/メーカー: 勉誠出版
- 発売日: 2017/11/10
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- 作者: 中村江里
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2017/12/15
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- 作者: 宮下洋一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/12/13
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オモニがうたう竹田の子守唄―在日朝鮮人女性の学びとポスト植民地問題
- 作者: 山根実紀,山根実紀論文集編集委員会
- 出版社/メーカー: インパクト出版会
- 発売日: 2017/12/01
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近代日本・朝鮮とスポーツ 支配と抵抗、そして協力へ (塙選書122)
- 作者: 金誠
- 出版社/メーカー: 塙書房
- 発売日: 2017/12/05
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- 作者: 戸次公正
- 出版社/メーカー: 法藏館
- 発売日: 2017/12/12
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- 作者: 玉井建也,京都造形芸術大学東北芸術工科大学出版局藝術学舎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/11/29
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日本神話はいかに描かれてきたか: 近代国家が求めたイメージ (新潮選書)
- 作者: 及川智早
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/10/27
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- 作者: 牧野淳一郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/10/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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映画史と韓国研究(生命倫理系)を中心に
先週頼んだ学術書が届いたので、取り急ぎのご紹介。ここ数年で「映画史」を卒論で扱おうとするゼミ生に刺激され、彼らの為でもあり、自分の興味もありで映画史の本と、あとは本職である韓国関係の本をまとめ買い。
トランス/ナショナルアクション映画: 冷戦期東アジアの男性身体・暴力・マーケット
- 作者: 李英載
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2016/12/29
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日韓インディペンデント映画の形成と発展―映画産業に対する政府の介入
- 作者: 鄭仁善
- 出版社/メーカー: せりか書房
- 発売日: 2017/07/01
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- 作者: 岩本憲児,中山信子,ハラルトザーロモン,古賀太,晏妮,張新民,マイケルバスケット,田島良一,志村三代子,木村智哉,蔡宜静,アーロンジェロー,平野共余子,渡邉大輔
- 出版社/メーカー: 森話社
- 発売日: 2015/12/11
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- 作者: 劉文兵
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2016/06/27
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- 作者: 鄭琮樺,野崎充彦,加藤知恵
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2017/03/15
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- 作者: 株本千鶴
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2017/03/30
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乳がんと共に生きる女性と家族の医療人類学――韓国の「オモニ」の民族誌
- 作者: 澤野美智子
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2017/02/10
- メディア: 単行本
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済州島 海女(チャムス)の民族誌 (済州学研究センター済州学叢書)
- 作者: アン・ミジョン,小島孝夫,キム・スンイム
- 出版社/メーカー: アルファベータブックス
- 発売日: 2017/11/30
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出生前診断 受ける受けない誰が決めるの?ーー遺伝相談の歴史に学ぶ
- 作者: 山中美智子,玉井真理子,坂井律子,佐藤孝道,月野隆一,富和清隆,本田まり,吉岡章,藤田潤,小野正恵,青木美紀子
- 出版社/メーカー: 生活書院
- 発売日: 2017/12/05
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- 作者: 秋庭裕
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2017/11/06
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- 作者: ジョン・W.ダワー,田中利幸
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2017/11/15
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- 作者: 酒井直樹
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2017/12/09
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叢書 東アジアの近現代史 第3巻 日本人の朝鮮観はいかにして形成されたか (叢書東アジアの近現代史)
- 作者: 池内敏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/10/31
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鈴木祥子「ベアフォレストのクリスマス in 横浜日ノ出町」
うまい具合に、前日東京で仕事(講演)のお仕事があり上京したので、翌日横浜で行われた鈴木祥子さんのライブに参加してきました。これまた一応言い訳しておきますと、「ライブの予約メールを入れた後に講演依頼があった」「向こうができれば12月か1月の木曜/金曜で都合の良い時」と言ってきたので、偶然です(笑)。
さて、東京の家から横浜まではどのルートで行こうかな、会場の「試聴室その3」の最寄り駅は京急の日ノ出町だけど、とスマホのアプリを覗き込んでいたら、JRの事故で、横浜方面の電車がほとんど止まっており、品川では代替輸送のため京急が殺人的な混雑&混乱ぶりで入場制限をしている始末で、慌てて渋谷に引き返し、東横線経由で、開演5分前に何とか会場に到着しました。でも、既に椅子はなく、年寄りには少し答える立ち見でした。
以下ではいつものように、セットリストと簡単な感想を挟んでいきたいと思います。曲の末尾に「R」とあるのはリクエストという意味です。あと、今回は会場にあった「少し鍵盤が重たいカワイのアップライトピアノ」で行われました(来る予定だったフェンダーローズが来なかったため)。
01 神よわたしのこの心に(アカペラ)
一曲目はこの曲で始まりました。一応このライブ、「Merry Christmas From BEARFOREST RECORDS〜ベアフォレストのクリスマス〜(Complete Edition)」というクリスマスアルバムの再販記念でもあるんですよね。そのアルバムの一曲目ががこれでした。。
02 Little Love
これは祥子さん曰く「私唯一のクリスマスソング」。まあ、これは外せませんよね。
03 Happiness?
祥子さんには「Happiness」という曲もあり、疑問符のあるなしの違いですが、ない方が「問いかけている曲」で、疑問符ありの方が「やさぐれ系」の曲です(笑)。今回は後者。
04 主イエスの羊
05 主イエスの羊(シンコペーションバージョン)
この賛美歌は祥子さんのお気に入りで、アルバムにも収録されていますが、それを「前のめり」になるシンコペーションふうアレンジで弾くとどうなるか、という実験も行われました。こういうのが「試聴室」の罠か・・・。
06 Ooh Child (Valerie Carter)
このヴァレリー・カーターさんはアルバム『あたらしい愛の詩』にコーラスで参加していたアメリカのシンガーソングライターで、今年の3月に亡くなられたそうです。祥子さんもつい最近その訃報を知ってショックを受け、この曲は彼女に献げられるべくして歌われました。
07 カチューシャの唄
08 竹田の子守唄
この2曲もアルバムに収録。祥子さん、最近過去の唱歌や歌謡曲方面に「回帰」して、色々「探っている」という感じですね。
09 悩み多き者よ(斉藤哲夫のカバー)
これは知らなかった曲。斉藤哲夫って誰だっけ、とこのライブの後の打ち上げで訊いたら、ライブ仲間のNさんが「今の君はピカピカに光って、の人だよ」と教えてくれました「ああ、ミノルタの宮崎美子の」と応じられる僕もいい年ですよね。
10 超・強気な女
11 You Take Me, You Make Me
この辺はまさにロックで強い女、という感じで歌い上げる祥子さん。
12 あたらしい愛の詩 (Yokohama version)R
「何かリクエストあります?」といういつもの問いかけがあり、ある人のリクエストでこれが採用。「あ、ここは東京じゃないや」ということで冒頭が「横浜の夕暮れは〜」と歌い出されました。最後は会場みんなで合唱。
13 When you SING
14 この世のどこかに
このあたりは新曲なのですが、何となく懐かしさを感じさせるものがあります。特に「この世のどこかに」は40年程前に誰かが歌っていた曲といわれれば信じちゃう。例えば「愛のさざ波」を彷彿とさせるというか。
15 すべてはOK R
本当は元々のセットリストにはいっていたそうですが、リクエストされたので「ここでやっちゃうか」とそのまま演奏。
16 名前を呼んで R
これも久々。僕は非常に好きな曲なんですが、祥子さんも久々なので「コードはなんだけ」と探り探り。
17 星のまばたき
この新曲、初めて聞いた時からものすごく好きな曲で(転調部分が美しすぎる)、繰り返し言っていますが、早くニューアルバムに入って欲しい。
18 星影のワルツ
「星」繋がりで、千昌夫のこの曲を。
本編はここまで。以下はアンコールです。アンコールでは、祥子さんは黒のシックなドレスに衣装替え。
e1 雪の夜に
これも明示されていませんが、やはり「雪」ですし、クリスマスに相応しい曲ですね。僕が初めて買った祥子さんのアルバム『風の扉』所収。CDでは遊佐未森さんがコーラスをしています。
e2 主よ、人の望みの喜びよ
これはさわりだけ。インストで。
e3 区役所に行こう R
まさかのリクエスト。祥子さん曰く「この歌詞、可愛らしすぎ。自分で書いたのか、これ(会場爆笑)」だそうです。その後「皆さんは日記とかつけてます?私は続かないんだよなあ。皆さんも手を挙げないということは、刹那的に生きていますね」と妙な連帯感を表明されちゃいました(笑)。
e4 新曲(沖縄旅行中に書かれたそうです)
e5 White Christmas
鉄板のスタンダード。これにて、ライブは終了。そしてその場で、来年3月に京都「拾得」でライブが行われることと、7月に「30周年記念」のライブが行われることが正式にアナウンスされました(祥子さんのお誕生日のちょうど一か月前。ちなみにデビューシングル発売日は、お誕生日のちょうど一月後、デビューアルバムはそのまた一月後)。30周年ライブの予定会場は、なんとデビューした場所なんだそうです。取り敢えず、僕は3月に京都に来て下さることを心待ちにしております。夏以降に、「ニューアルバムレコ発ツアー」なんかがあると最高だな、と夢は膨らみますね。
知り合いの本と丸山眞男講義録
今日購入したのは、知り合いが関わっている本と、なんと今年出た丸山眞男の講義録の別冊。
- 作者: 朴祥美
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2017/10/26
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- 作者: 山中伸弥,京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門
- 出版社/メーカー: 弘文堂
- 発売日: 2017/10/06
- メディア: 単行本
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植民地期台湾の映画: 発見されたプロパガンダ・フィルムの研究
- 作者: 三澤真美恵,国立台湾歴史博物館
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2017/09/22
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- 作者: 丸山眞男
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2017/10/18
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- 作者: 丸山眞男
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2017/09/27
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