美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

試験・ガイダンス・就職講座

今日は、僕が担当している「宗教学2」という講義のテスト日。元々受講者は少ないのだが、毎週来ていた学生や、さっき道ですれ違って「受けますよ」と宣言した学生が来ていないので、おっかしいなあと思って、念のため別の棟の講義室に行ったら、やっぱりその二人がいやがった(授業をしていたその教室と、今日のテストの教室は別)。掲示板ちゃんと見ろよ、と叱る。一人だと間違いに気付くんだろうけど、二人だと「まだ先生来ないねえ」とか喋り合っていたに違いない(笑)。
テストの後、ちょっと早いのだが、今の3年生に向けての「演習・卒論ガイダンス」。要するに、4月からはそれぞれの先生がこういうゼミをやるつもりなので、どのゼミに行きたいかを考えておけ、ついでにどんな卒論書くつもりか箇条書きで良いから書いてみてくれ、というガイダンス。僕は来年度のゼミは「進め方は例年通りですが、君たち学生に対する評価に関しては、ある意味アメリカ方式で行きます。それは、出席しておきながら発言しない者は、予習をしてこなかったか、バカか、そのどちらでもあると見なします」と宣言(笑)。一番後ろの席にいた同僚に大受けしていた。
続けて同じ部屋で、卒業生やこの4月から就職する学生による「就職活動」に関する講座、というか講演。4人の学生に具体的にどういうことをしたか、を喋ってもらい、それが終わると3年生が話を聞きたい先輩の所にいって、色々質問するというイベント。うちはこれを学科ごとにやっているんですよね。みんな、それなりに鍛えられて、結構良いこと言うんだよな。少なくとも、一度も就職活動をろくにしていない者が多い大学教員は、この件に関しては沈黙を守るべき。
てなわけで、僕自身は何にも働いていないにもかかわらず(やったのは試験監督とゼミの説明だけ)、これだけ立て続けにあるとなんか「仕事」しちゃった気がして、今疲れてます。