美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

今朝の朝刊を読んで

朝っぱらから腹の立つこと。
一つ目は、大阪府知事が抜本的な改革を迫っていることを受けて、大阪府立大学が理系に特化して学部再編を構想中、という記事。やれやれと言った感じ。「住民に貢献・還元していない」という言葉が魔法のように、というかまさに「印籠」として用いられているが、敢えて偉そうな言い方をすれば、そういうレベルを超えた研究だって大学はしているわけだしね。こういうとき、新聞は淡々と伝えるだけでなく、もうちょっと批判の視点も盛り込んで欲しかったな、と思う。まあ、サンケイみたいに「提灯」になるのも考え物だが(このサンケイの記事にしたって、潰しても良いと考えているのはほんのわずかだという民意をちゃんと伝えているんだけど)。
二つ目が、竹中平蔵元大臣のインタビュー記事。いやあ、ここまで開き直れる神経に乾杯、としかいいようがないよね。処世術として見習うのも良し。でも、人間的には反面教師として参考にしたいところだが。