美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

ヒダリもミギも関係ねえよ

朝から腹の立つ記事を新聞で立て続けに読んでしまう。

  • 大阪の橋下知事が音頭を取っている「大阪府財政再建案」。彼が「文化」に対してどういう考えを持っているかが現れているだけでなく、教育や医療、福祉に対しても文字通り「貧しい」考えしか持っていないことが端なくも露わになった。文化施設の廃棄や統合は予想していたが、35人学級まで見直しの検討とは・・・。呆れて言葉も出ない。
  • 立川のビラ配り裁判、「最高裁は「最高に国よりの判決を下す裁判所」の略」と揶揄される通りの判決。アホか。迷惑とか言うなら、大音量の街宣の方が、避けられないだけ余計悪質じゃないか。ビラなんて、政治のだろうが、宗教のだろうが、サラ金のだろうが、エロのだろうが要らなけりゃ捨ててそれでおしまい。「思想信条は全く違うが、下手すれば今度は俺たちの活動にも制限が加わるかも」と、この訴訟の被告に激励メールを出した右翼の人、あんたはえらい!そういうちゃんと思想を持った右翼の連中はまだ好感が持てるね。
  • 後期高齢者医療制度」という今月スタートの姥捨て(翁捨て)制度、朝令暮改厚労省の対応のまずさや、制度そのものの酷さから混乱続出。

てなわけで、朝から腹の立ったニュースを羅列したが、上記の問題、最初新聞を読みながら「俺を朝からヒダリにさせるんじゃねえよ」と怒っていたのだが、ヒダリもミギも関係ねえよ、ホントに。