美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

昼休みに

今日の3限は、何と受講者一人の授業なのだが(さすがにこんなことは教員生活で初めて)、その受講生が病欠したので、ぽっかりと休みができてしまった(この授業は旧学科の2年生が取る授業だが、3年生、4年生でも受講は可能。現在3年生以上しかない旧学科の学生は、ほとんど既に取っているから、いわば「落ち穂拾い」)。しょうがないので、部屋の掃除などをして、生協に行って予定より早く昼食を摂りつつ、東京大学出版会のPR誌『UP』を読みながら、カレーを食す。生協のカレーは、何故どの大学でも同じような味なのだろうか。懐かしい味だよね。これを食べると僕などは今はもうない駒場の第一食堂を思い出す(暗い食堂だったよな、あそこは)。
今月号の『UP』はなかなか面白いエッセイが多かった。特に、須藤靖先生という方のエッセイは面白い上に為になる(理学部の教授でも中学入試の算数の問題に結構苦慮するのを知って一安心)。