美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

学生の恋愛事情のフィールドワーク

こんな風に
たわいない話を
延々続けることのできる夜
それが かけがえのないものだったって気付くのには
僕たちはまだ幼すぎたんだ

はっ、いかん。ついつい脳みそが「ハチクロ」風ポエムがすぐに浮かぶ状態になっている。
今日は何となく残業して、お師匠様の論文とかをパラパラ眺める(実はまだ読んでいなかったのがあったのだ。済みません。大本教における「悪」の問題というのが主題の論文)。
コーヒーとお菓子を用意していたので、一人で楽しむのも何だな、と思い、僕の研究室の真下の学科資料室にいたN山さんとA部君(共に4回生で、僕の指導学生)を誘って僕の研究室で雑談。最初はA部君の来週のゼミ発表準備の進捗状況及び二人の卒論の見通し、参考文献などを真面目に語っていたのだが、そのうち、A部君が貸してくれた『ハチクロ』についつい話題が拡がり(まあ、僕はこれが喋りたくて二人を呼びつけたようなもんだな。勉強の邪魔をして済まない)、そのまま学生諸君の恋愛事情についてのフィールドワークに突入。そのまま何時間も語ることとなったが、この数時間で、ハチクロを読んだ以上の様々なことを学ぶことができたように思う(笑)。
真夜中の大通りを転げ落ちるように自転車で帰宅。