美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

卒論相談三昧

今日は講義が終わった後、今週末が〆切の「卒論題目届」に関してゼミ生諸君が門前市をなす(大袈裟)。まずは遅い昼飯を一緒に食いながらF原君の相談に乗る。彼は心理療法に興味があり、彼にはとりあえず僕のお師匠様が昔書いた論文をコピーして渡す。
食堂からの道すがらすれ違ったK浦さんは、えらく抽象的なテーマなので、僕としてもアドヴァイスできずに唸る(「象徴論」とかフレーザーの『金枝篇』の話なんて、日差しのきつい道の真ん中でするもんじゃないね)。
その後研究室にN山さんとA部君が揃って登場。N山さんは「アメリカの“原理主義”とか宗教的価値観について」、A部君は「日本人の一見無宗教に見えるけど実は宗教的なその実態について」という趣の卒論を構想中だが、二人ともいい「キャッチコピー」が思い浮かばず、僕の本棚にある適当な本からタイトルをパクろうとするが、良いのは出来ず。
喉が痛いのに喋り倒してしまい疲弊。今日はもう帰る(明日朝から会議が二つあるし)。