美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

確かに、僕がおかしいよな

今日は2年生の基礎ゼミに当たる講義の初日。今日はイントロダクションと、来週以降の発表者、コメンテーターの担当をサクサク決めていく。とりあえず読んでいくのはこの二冊。

OLたちの「レジスタンス」―サラリーマンとOLのパワーゲーム (中公新書)

OLたちの「レジスタンス」―サラリーマンとOLのパワーゲーム (中公新書)

ブランドの条件 (岩波新書)

ブランドの条件 (岩波新書)

女子学生も多いし、この手のネタで「文化社会学」っぽい本を読ませたいなあ、という意図。まずは『OL』から。
担当者の立候補を募るが、来週にやります、と言ってくれる学生がなかなか現れないので、結局僕がネームカードを引いて決定。当たった人、ご愁傷様だが、まあ短いから許せ、と言ったら、当たってしまったNさんから「こんな短い(序章)部分だけで、何が言えるんですか〜」ともっともな反論。確かに「著者のこの部分がおかしい」という前に、こんな短い部分だけでやろうとしている僕の方がおかしいよな。本当は序章と一章を合わせてやりたかったんだけど、そうなるとちょっと長くなって、他の担当者とのバランスが悪くなるし、初っぱなはまず慣らし運転、と思っていたのだが、ちゃんとした骨太な反論で、正直結構感動する。今までは「短くてラッキー」という反応が大半だったので。