美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

アイドルを「作り込む」

先日、またもや思い立って、アマゾンのマーケットプレイスなどで斉藤由貴の古いアルバムを購入してしまう。20年ほど前のテープもしつこく持っているのだが(もちろんAXIAで録音!)、CDで改めて聞き直したくなったのだ。僕が今回購入したのは、僕自身が非常に気に入っている初期アルバムの2枚。

ガラスの鼓動

ガラスの鼓動

チャイム

チャイム

画像がでないのが残念だが、どちらも、そりゃあ、二十歳前後の由貴ちゃんですから、降参したくなる可愛さ。
アイドルなんて作り物、とシニカルにならずに「作り物って言うなら、とことん作り込んでやろうじゃないか」というスタッフ側の意気込みと、作詞家及び表現者として傑出した才能を見せ始めていた由貴ちゃんの奇跡のようなコラボレーション、と褒めちぎっておこう(特に、『チャイム』の「予感」は今聞いても素晴らしすぎる)。
なお、斉藤由貴の全アルバムの的確なレビューとして、このサイトを推奨