美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

強行軍

  • 仁木町の親戚に会い、そのままとって返して小樽観光。
  • 小樽は約十年ぶり。
  • 昼食は「さかい家」という妻お勧めの喫茶店。雰囲気良し。確かここも映画『はるか、ノスタルジィ デラックス版 [DVD]』のロケで使われていなかったっけ?十年前寄ったのは海猫屋(ここもこの映画で使われていた)。小樽の有名喫茶店を十年越しにハシゴ。岩井俊二の『Love Letter [DVD]』にしろ、小樽はベタ甘な映画の舞台になっとるな。小樽市民は不満かも知れぬが。
  • 夕方新千歳空港小樽駅から向かう。激混み。小樽始発なので座れたが。窓から見える海の荒れ具合はまさに「何も受け入れない厳しさ」の具現化みたいで、逆に面白く感じる(写真参照)。
  • ごった返す空港でちょっとだけおみやげを買う。今日の千歳は、年末の百貨店くらい混んでる。
  • 僕は伊丹、妻は羽田と、千歳でお別れ。
  • 飛行機の中で『武士から王へ―お上の物語 (ちくま新書)』、読了。後書き必見。
  • 伊丹空港の出口にあった「蓬莱」で夕食。
  • 京都駅直通のバスに初めて乗る。
  • このバスも結構混んでいて、僕の隣はパンチパーマに口ひげの強面のお兄さん、身を固くする。
  • ところがこのお兄さん、前の席の小さな子供がおもちゃを落としたら笑顔で拾ってあげていた。自分の人を見る目の無さを反省。
  • 約四〇分で京都南出口。早いものだ。
  • あっという間に京都着。移動距離だけはすごかったな。乗り物に六時間くらい乗ったことになるか。京都は暖かい(小樽に比べれば)。
  • 腰が痛い。