美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

逃避

忙しくなればなるほど、逃避の読書とかネットサーフィンとかに力が入るもの。で、買ってしまったのはこれらのマンガ。

新吼えろペン 9 (サンデーGXコミックス)

新吼えろペン 9 (サンデーGXコミックス)

この主人公ぐらい、無駄に気合いを入れて論文を・・・書けないや、やっぱり。
蔵人 5 (ビッグコミックス)

蔵人 5 (ビッグコミックス)

尾瀬さんの日本酒もの。このマンガを読むと、酒が飲みたくなって困る(笑)。このkashmirって漫画家、すごく変なのだが(ロリコンだし)、なんか気になる。この人は「同じ話形のギャグ」しか書けないのかも知れない(言語感覚からしておかしい頭のねじがぶっ飛んだ女の子と、それを横から冷静に突っ込む女の子という組み合わせ)。彼の他の作品もだいたい同じ。これだけ強迫神経症的に同じギャグを書いて、それがそこそこ面白いというのは希有。こういうのは永野のりこ先生以来かも知れない(ちょっと誉めすぎ)。
そしてお二人とも「こんな事を考えてしまう自分はダメだ」という自意識が強くて、それを作品上で常に突っ込まずにはいられない、という性格も似ている。要するに自意識がはみ出して、メタなギャグを作ってしまうのだ。
こんな分析している場合じゃないな、仕事仕事。