美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

天皇と写真と私(意味無し)

いま、二年生の基礎ゼミにおいて、タカシ・フジタニの『天皇のページェント 近代日本の歴史民族誌から (NHKブックス)』を読んでいるのだが、予習というか、僕にとっては復習として、随分昔に買った多木先生の本などを読み返している。カントロヴィッツの本は、当然図書館から借りただけ。こんな分厚いの、読めません。

天皇の肖像 (岩波現代文庫)

天皇の肖像 (岩波現代文庫)

(僕が持っているのは岩波新書の方だが、今は現代文庫に収められている)
王の二つの身体―中世政治神学研究

王の二つの身体―中世政治神学研究

この基礎ゼミでは、在日外国人問題や、韓国、中国のナショナリズムなどを考えさせることを目的としていたが、どうもノリが悪く(一時間目からずっと講義が詰め込まれている曜日で、学生のテンションも低い)、じゃあ日本に戻ろうかとフジタニさんの本とかを選んだんだが、そのまま今現在の天皇(制)のイコノロジーというか、そういうものをやろうかな、と方向転換検討中。メディア社会学っぽくもあるな。今のところ、石田さんの新書を読もうかな、とパラパラ眺めているところ。
ミッチー・ブーム (文春新書)

ミッチー・ブーム (文春新書)