美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

自己韜晦としてのオタク

通勤途中で本屋に寄り、新刊マンガを二冊購入。この二冊、発売日が大体重なっているけど、作為的なものを感じるなあ(笑)。

絶対可憐チルドレン 5 (少年サンデーコミックス)

絶対可憐チルドレン 5 (少年サンデーコミックス)

「かわいそうなゾウ」は反則。僕もこの話を聞くと、涙腺のリミッターが解除されます(笑)。

さよなら絶望先生(4) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(4) (講談社コミックス)

椎名さんと久米田さんに共通しているのは、(誰かが言っていたかも知れないけど)ご自身はディープなオタク(そもそもマンガ家やっているくらいですから)なのに、その「オタク性」を自分で嗤うという身構えがしっかりしていることだと思う。最近は「オタクのどこが悪い」と開き直る人も多いけど、僕は古いオタクなので、オタク趣味なんていうのは不倫とかと同じで、日陰者ゆえの悦びというか(笑)、コソコソやって仲間内でほくそ笑むものだと思っているので、お二人のギャグが好きなんだと思う。