美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

遊んでばかりじゃ何なので

ジュンク堂大阪店に行って本を色々買いましたよ。ついでに、こうの史代さんの原画も見てきました。繊細な絵ですね、やはり。

まず、韓国関係の本を数冊。

未来をひらく歴史―日本・中国・韓国=共同編集 東アジア3国の近現代史

知り合いも執筆しているし、僕みたいな研究分野のものは持っておかないとね。後は、江戸時代の「朝鮮人イメージ」に関する本。

近世日本人は朝鮮をどうみていたか 「鎖国」のなかの「異人」たち (角川選書)

「唐人殺し」の世界―近世民衆の朝鮮認識 (臨川選書)

あと、最近講義準備のためによく読む江戸時代の研究書。

なかなか古本屋で見つけられなく、つい買ってしまった『鎖国と開国 (日本歴史叢書)』と、

民間に生きる宗教者 (シリーズ近世の身分的周縁)

あと、書評で気になっていたチャンドラ・ボースの評伝を。

中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義

宗教学の尊敬すべき先達、津城先生の『“公共宗教”の光と影』も。

もちろん、今日は真面目なものばかりでなく、ちゃんと漫画も買い込みました。とにかく、ボーナスが出ると、すぐ気が大きくなってこれだ。

魁!!クロマティ高校(13) (講談社コミックス)

あと、竹熊健太郎先生の「たけくまメモ」で、その面白すぎる人間性が話題沸騰の平田弘史先生の『平田弘史のお父さん物語』と『それがし乞食にあらず (平田弘史傑作選 (昭和四五年~四六年))』も。
もはや、「萌え」というような軟弱な感受性を吹き飛ばすような代物ですな、このラインナップは(笑)。
まあ、そういいつつ、竹熊先生は平田先生に「萌え」という揮毫をお願いしていたりするんですが(笑)。