ポートレイトの誘惑
僕は昔から、写真を撮るのも見るのも好きで、しかも、人間が写っているもの、ポートレートの類が好きだ(エリオット・アーウィットが一番好き)。
絵画の方も、リアリズムの傾向が強いものを好んでいると思う(初めて自分で買った画集は、ホルバインのものだったか。クリムトも好きなのだが、実はクリムトの肖像画は、背景を除くとすごくリアルなものだと思う)。
さて、今日ふらっと入った本屋で、一目惚れして衝動買いした画集が、諏訪敦さんのもの。
- 作者: 諏訪敦,古井由吉,小金沢智
- 出版社/メーカー: 求龍堂
- 発売日: 2011/08/02
- メディア: 大型本
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あと、美人画家の松井冬子さんをモデルにした連作があるのだが、解説にもあるように、「絵空事」として描いているのがすごい(立ち読みでこのすごい美女は、と思ったら松井さんでした。松井さんのある種の業の深さを的確に描写している作品だと思う)。
そういえば、リアリズムの絵の表紙が気に入って、こういう雑誌も以前衝動買いしたんだよね。
- 出版社/メーカー: 生活の友社
- 発売日: 2010/08/25
- メディア: 雑誌
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