美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

予算がプラスされたので

今年はある般教を受け持ったおかげで、ちょっとだけ研究費をプラスしてもらったので、それで一気にお買い物。

クリスチャン女性の生活史―「琴」が歩んだ日本の近・現代

クリスチャン女性の生活史―「琴」が歩んだ日本の近・現代

パラパラ読んで驚いたのだが、何と川村さんのお祖母様のライフヒストリーなんだね、この本。
満洲分村移民の昭和史: 残留者なしの引き揚げ 大分県大鶴開拓団

満洲分村移民の昭和史: 残留者なしの引き揚げ 大分県大鶴開拓団

学会でお世話になっている渡辺先生の新刊。ブラジル移民のことを研究していらっしゃるのは知っていたが、満州にまで手を広げていらしたとは知らなかった。
現代日本新宗教論―入信過程と自己形成の視点から

現代日本新宗教論―入信過程と自己形成の視点から

実は、買いそびれていた渡辺先生の新宗教論。学科図書室にはとうに入れていて、自分の分を買うのを忘れていたよ。
“支援”の社会学―現場に向き合う思考

“支援”の社会学―現場に向き合う思考

僕と同世代の社会学者の論文集。三井さんとは学部時代同じゼミだった。今後、「現代の宗教性」を考える際には、ここで取り扱われているような「ケアの現場」からの考察が不可欠なはず。
日本仏教の礎 (新アジア仏教史11日本?)

日本仏教の礎 (新アジア仏教史11日本?)

このシリーズ、日本編くらいは揃えるつもり。で、今更文句言ってもだけど、各章の扉に執筆者のお名前がないのが惜しまれる。目次に戻って誰なのか確認しなくちゃいけないのが難点。
「近代の超克」と京都学派 近代性・帝国・普遍性

「近代の超克」と京都学派 近代性・帝国・普遍性

知り合いも関わっている本。京都学派って、実はよく判っていないのだが。ついでに、こんなのも買った。
京都学派の誕生とシュタイナー―「純粋経験」から大東亜戦争へ

京都学派の誕生とシュタイナー―「純粋経験」から大東亜戦争へ

中身は全然確認していないんだが、近代仏教史において、神智学や人智学系の人々が結構関わっているのを某先生から教えてもらったので、こういうタイトルの本は気になっちゃったのだ。
明治天皇という人

明治天皇という人

松本健一さんは、修士時代によく読んでいて、今も結構ファンではある。前著の『畏るべき昭和天皇』も面白かったし。
人間解放の福祉論―出口王仁三郎と近代日本

人間解放の福祉論―出口王仁三郎と近代日本

これも買いそびれていた本。前著『障害者の宗教民俗学 (明石ライブラリー)』を書評した関係で、広瀬さんとは研究会で一度お話しさせていただいている。