美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

新書を

今日は新書を購入。俺ってつくづく「新書知識人」だよなあ。

日本の難点 (幻冬舎新書)

日本の難点 (幻冬舎新書)

このところ宮台さんの本からは遠ざかっていたのだが。
天皇はなぜ生き残ったか (新潮新書)

天皇はなぜ生き残ったか (新潮新書)

前著『武士から王へ―お上の物語 (ちくま新書)』の後書きで大笑いしてから、ついこの本も後書きを先に読んでしまい、またまた大笑い。本郷先生、やるなあ。
美人好きは罪悪か? (ちくま新書)

美人好きは罪悪か? (ちくま新書)

もう、ちくま新書ったら・・・。僕は小谷野さんの全てが好きというわけではもちろんないが、やっぱ「ファン」には違いない(その独善的な決めつけとかも含めて。「偏見」を読ませる文章にするのは芸のうち)。
追記:小谷野さんの新刊、読了。うーん、ちょっとこれはひどい。ただ単に小谷野さんの女の好みを延々聞かされる、といった感じ。今までの本ならそれでも学説史のようなものがあって知的に満足できたが、残念ながらこの本にはそういう点はほとんどなかった(江戸時代の文藝とか春画についてだけかな、僕にとって知的に面白かったのは)。