美徳の不幸 part 2

Pity is akin to love.

慌ただしく帰国

  • 金曜日の夕方ソウルに着いたが、仁川空港からのバスが九老(クノ)あたりで渋滞に巻き込まれ、夕方の運営委員会議には出席できず。ミアナムニダ(済みません)。
  • その後僕と同じく遅れてしまったK尾先生と一緒に晩餐会会場に向かう(お迎えの学生さんが来てくれた。開催校のソウル大学校宗教学科の学生)。今、韓国では国を挙げてのデモをやっているが、それにも関わらず焼き肉三昧。
  • 韓国で思いっきり接待を受けてしまうと、一ヶ月ほどの節制がたった一日で無に帰することが判明(笑)。
  • 土曜は朝から会場のソウル大学に向かう。宿舎から市内バスに乗ったのだが、大学構内が広すぎて、これは一人だと辿り着けないと実感。まるで筑波だ。夕方まで一日中発表を聞く。疲弊。発表のレベルはまちまちだが、何せこのフォーラムは日韓の若手研究者の交流(あと、日本人同士、韓国人同士の交流も)が眼目なのだから、仲良くなればそれでよし。
  • 当然この夜もレセプション。場所は大学の食堂。料理は大学の下にある結婚式場とか、そういうところからデリバリーさせたようだが。
  • 宿舎に帰ると、韓国の偉い先生から二次会(カラオケ)のお誘いがあったが、それはやんわり断って、若手院生を引き連れて二次会に繰り出す。韓国式に、その場にいた中では一番偉い僕と、もう一人の運営委員N野先生の二人でその場は奢る。
  • まだ飲み足りないという奴らを引き連れて、宿舎近くのバーに行き3次会(ここも僕がほとんど出す)。結局2時半まで飲んでしまう。ダメダメ。
  • 翌朝起きられず、寝坊。見学旅行に行く学生(学会の後は、グループに分かれて見学旅行をするのだ。僕は今日帰国するので参加できず)を見送れず。
  • 朝飯及びコーヒーを、昨日から参加している韓国在住の宗教学者KBPさんと共にし、雑談。それだけで空港に行かねばならない時間となる。「ソウル大入口」駅から出発。
  • 地下鉄を乗り継ぎ、去年開通した金浦空港から仁川空港までの電車(A'REX)を初めて使う。駅も電車もガラガラで寂しい。結構便利だと思うが、これは赤字決定か?
  • 韓国は近い、なんていうけど、結局帰国するのは一日仕事なんだよなあ。一時過ぎに出国手続を済ませ、搭乗口に向かうと、研究者仲間で現在同志社大で韓国語を教えているHさん(韓国人)と偶然遭う。彼もソウルの妻子に月一くらいで会っているそうな。
  • 特急「はるか」で京都に帰還。←いまここ。